第4回目の旅 その2

その2(2日目)

初めて乗った線
山陽本線の一部(兵庫ー和田岬間)
姫新線 全線(姫路ー新見)
伯備線の一部(備中神代ー総社間)

どんな旅
 1泊どまりにして、朝夕の通勤時間帯しか走らない兵庫ー和田岬間に備えた。蒸気機関車撮影のメッカだった布原(新見ー備中神代間)も訪ねた。
 

 舞子を6:50頃の上り電車に乗る。明石海峡大橋が頭の上に覆いかぶさっている。普段は新幹線や新快速で走り抜けるところだが、いつ通ってもいい景色。

 神戸の一つ手前の兵庫で降り、和田岬までの1駅を乗る。
工場の始業時間が早いのかもうラッシュアワーが始まっている。キャスターバッグをゴロゴロ引いて歩いているとさすがに気が引ける。すぐに当然空っぽの電車で引き返す。

 姫新線に乗るため兵庫から後戻りして姫路へ。この線には新見までの直通列車はなく、姫路周辺は本数も多いが、そのあとは佐用、津山でプツ、プツと切れている。待ち時間をどこかの駅にうまく集めて有効に使ってはどうかと試されているようだ。
 
 ただ、それにはやはり事前準備が必要だった。本竜野では駅前で半端な時間を費やしたが、童謡「赤とんぼ」を作詞した三木露風や、寅さん映画「寅次郎夕焼け小焼け」(太地喜和子と宇野重吉)にゆかりの場所などへも行けたかもしれない。またまた学習。

 林野で、湯郷温泉にでも行くのかリュック姿の熟年グループや夫婦連れが降りて車内が急に静かになる。それでも網棚にはいくつか残っているのは私と同業であろう。

 例の本には、院庄に映画「秋津温泉」の舞台の奥津温泉、中国勝山に湯原温泉など美作三湯のことが記述されていて、いろいろな記憶がよみがえる。友人達と行った湯原温泉で夜中、土地の人達と一緒に入った露天風呂もよい思い出だ。

 小京都といわれる津山を通る。鶴山城は森蘭丸の弟が築城したとか。次の機会には途中下車したい。

 接続よくのどかにというか坦々と走り新見へ。見るべきほどの車窓でもなかったが不思議と退屈はしない。

 新見から1駅の布原へ行ってみたいが、時刻表では伯備線の列車は全部通過となっている。おかしいなと思いながらなおも時刻表を見ていると、芸備線(広島ー備中神代)の列車が停まることになっていることに気がつき今回の旅程を組むことができた。

 蒸気機関車が消えて行く直前だからもう40年近くにもなるのか、ここは力強く猛煙を吐いて坂を登ってくる三重連のD51の撮影のメッカだった。トンネルの上までカメラの放列だったという。

 私も近場で汽車の写真を撮っては悦に入っていたものだが、ブームが加熱するほどに気持ちがなえ、しばらくは鉄道から遠ざかったほどだった。
 天邪鬼というか多少反発する気持ちもあったかもしれない。

 布原の短いホームの先に立っていると、スマートなディーゼル特急やくもが、遠くで大きくカーブをしていると思う間もなく不意に目の前に現れ、軽やかに通り過ぎて行った。

 新見に戻って帰途につく。
 道づれの高梁川は、井倉あたりで深い谷を刻み、対岸には廃線跡もはっきりと見え目が離せない。
 人名を駅名にした方谷もしっかりと見ておく。

 高梁も小京都といわれている。またまた寅さんだが、電車の停まったのは、まさに寺の出戻り娘竹下景子が寅さんを見送ったあのホームだ。名場面だった。彼女の胸のうちを思うと今でも胸がきゅんとする。今回は途中下車できず後ろ髪引かれる思い。効率よく乗ろうとするからあちら立てればこちらが立たず。

 ところで山田洋次監督は全国各地でロケしていて、高梁を2回とりあげていることはよく知られているが、全くロケなしの県はどこでしょう?   答  栃木 埼玉 神奈川 富山 徳島 高知(「男はつらいよ パーフェクトガイド」NHK出版による)

 総社には前回来た。今日が終わった。20:10大町着。
                          471.9km

 
 


 
 
 

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